Python を新しく勉強してみようと思い立ち、誕生日プレゼントにもらった Learning Python を片手にPythonでプログラミングをしています。で、会社で小さなスクリプトを書くことがあるんですが、周りに使ってもらおうとしても「なんか変なプログラム入れないといけないんでしょ」と、Python のインタプリタが変なプログラム扱いされてしまい、そのままでは使ってもらえません。やはり、スクリプトはそのまま実行可能な形式に変換しないと、広くは使ってもらえないようです。
Python にはいくつか実行ファイルに変換するユーティリティがあるんですが、中でも今一番ホットなのは cx_freeze のようです。簡単に特徴を挙げますと、
- クラスプラットフォーム。Python 動作可能な環境用には実行ファイルを作成可能
- Python 2.5 から 3.2 まで対応
- アクティブに開発が行われている
です。
Windows での使い方は簡単で、
C:\> cx_freeze script.py
とするだけで、その下の dist
ディレクトリに実行ファイル他、必要なファイルが生成されます。後は生成された script.exe
を実行するだけです。
Python などのスクリプト言語は、簡単なユーティリティを書くには適していると思いますが、広く使ってもらうためにはやはりこういうツールが欠かせません。