RubyKaigi 2014に3日間参加し、2日目に"Rails Girls: Not Only for Girls"というタイトルで、発表してきました。
Tech companyと呼ばれるUSの会社でも、女性技術者の割合は2割程度にとどまっていて、各社技術者の確保に苦労しているようです。日本での私の経験では、分野にもよりますがおおむね1割程度で、USよりもさらに女性技術者が少ないと感じています。
プレゼン中でも触れた次の動画に象徴されるように、文化的・社会的な要素と深く結びついていて、一朝一夕に変わるものではありません。もちろん車輪の両輪として、公平な採用、職場での性差別をなくすということは進めていく必要があります。
そんな中、長期的な目線で状況を改善していこうと、いくつもの活動が立ち上がっています。Rails Girls もその一つです。
Rails Girls だけでなく、世界中でいろんな人が様々な活動に取り組んでいます。
GoogleのWomen Techmakersというページに様々なコミュニティ活動へのリンクがあります。また、学会でもACM-WやIEEE Women in Engineeringなどに代表されるような活動があります。ぜひ身近な活動に参加してみてください。
非常に難しい問題ではありますが、一歩ずつ良くなっていくことを願っています。
PS: RubyKaigi 2014では私の知る限り、昨年のような問題もなく、非常に良かったと思いました。関係者の皆様はじめ、参加者すべての方の尽力に感謝します。